猫の豆知識

・猫の歴史
現在ペットとして世界中で飼われている猫(イエネコ)は北アフリカやアラビア半島に生息するリビアヤマネコが家畜化した動物だと考えられています。犬は猟犬や番犬として早くから人間の生活と密接に関わってきましたが、猫は農耕の開始に伴い人間に飼われるようになりました。穀物を食い荒らすネズミを駆除してくれるので益獣として重宝されるようになり、家畜化に繋がっていったのです。キプロス島の約9,500年前の遺跡から人骨と一緒に発見された猫の骨が人間と猫の関わりを示す世界最古の例とされています。このことから、旧石器時代後期頃からすでに人間に飼われていたと推察されますが、家畜化の証拠が明確に分かるのは紀元前3,000年頃の古代エジプトの記録です。古代エジプト人は非常に猫を愛し、女神バステトとして神格化し崇拝しました。日本では弥生時代から猫が存在していた形跡が残っていますが、物証が乏しいため当時は定着しなかったようです。奈良時代頃に経典や書物をネズミの害から守るための猫が中国から輸入され、平安時代以降は愛玩動物として扱われるようになり、現在に至るまで愛され続けています。

・猫の語源と睡眠時間
一説によると、猫の語源は「寝子」から来ているとされています。その語源のとおり、猫は本当によく寝る動物です。成猫は12~16時間、子猫は20時間も寝ることがあります。睡眠時間が長いのはネコ科の動物全般に見られる傾向です。野生時代の猫は獲物を捕って暮らしていたため、狩りの時以外は体力やカロリーを温存するためにひたすら寝て過ごしていました。人間に飼われるようになった現在でもこの習性が残っているのです。

・猫の体型
猫の体型は原産地の風土に適応できるように長い年月をかけて自然に変化したり、人間による品種改良が行われてきました。一部の例外を除き、基本的に南国原産の猫はスリムで北国原産の猫は太めの体型です。全部で6つの種類があり、最もスリムで手足としっぽが長いオリエンタル、全体的に丸みがあるコビー、コビーよりもややスマートで顔が大きいセミコビー、細めでも太めでもなく筋肉質なフォーリン、コビーとオリエンタルの中間のようなセミフォーリン、胴が長く骨太で大柄なロング&サブスタンシャルに分類することができます。

・猫の目
猫は顔の大きさの割に目が大きいですが、視力は悪いです。網膜の後ろにタペタムという反射板があるため、暗い所で目が光ります。

・猫の耳
犬よりも聴覚が優れており、耳を別々の方向に動かして音を聞き分けることができます。

・猫の鼻
人間の数万~数十万倍の嗅覚を持っています。猫の嗅覚の使い道は主にエサや縄張りの確認です。犬のように嗅覚を利用して狩りをすることはほとんどありません。

・猫の舌
表面にザラザラした突起があり、骨に付いた肉をそぎ落として食べやすくする役割があります。水を飲む時はスプーン、ブラッシングをする時はブラシの代わりにもなります。

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